アプリの使い方

メタマスクにログインする方法

公開 更新 読了目安 約8分編集 METAEMBER編集部

要点サマリーカード

  • 「ログイン」と呼ばれている操作は、実際には端末に保存された状態をパスワードで解除する操作です。
  • 利用者IDを送信して認証する方式ではないため、解除は導入した端末とブラウザの中で完結します。
  • パソコンでは拡張機能のボタンから、スマートフォンではアプリの起動画面から解除します。
  • 開けないときは、ブラウザとプロファイルの一致、入力文字、再起動の順に確認します。
  • 拡張機能のアイコンはツールバーに固定でき、固定しておくと次回から探さずに開けます。

「ログイン」と表示される画面の意味

メタマスクを開くときの操作は、利用者IDとパスワードを送って本人確認を受ける一般的なログインではなく、端末に保存された状態をパスワードで解除する操作です。

メタマスク(MetaMask)は、ウェブブラウザに追加する拡張機能、およびスマートフォン向けのアプリとして提供されているソフトウェアです。導入すると、設定内容は利用者の端末側に保存され、その端末で使うときにパスワードで解除する仕組みになっています。

この違いを知っておくと、うまく開けないときの原因を絞りやすくなります。たとえば、別のパソコンで同じパスワードを入力しても同じ画面にならないのは、パスワードが間違っているからではなく、その端末に設定が保存されていないためです。

始める前に確認する3点

操作に入る前に、導入した経路、使っているブラウザとプロファイル、パスワードの控えの3点を確認します。開けないときの原因は、多くの場合この3点のいずれかにあります。

  • 導入した経路:拡張機能やアプリは、提供元が公開している配布経路から導入されている必要があります。検索結果の広告枠や、案内された短縮リンクから導入すると、名称の似た別のものである可能性があります。
  • ブラウザとプロファイル:拡張機能は、追加したブラウザの、追加したプロファイルの中にだけ存在します。普段と違うブラウザや、別の利用者として開いている場合は表示されません。
  • パスワードの控え:解除に使うパスワードは、その端末で設定したものです。忘れた場合に他人へ問い合わせて解決する性質のものではないため、自分だけが確認できる場所に控えておきます。

パソコンのブラウザ拡張機能で開く手順

ここではデスクトップ向けブラウザを想定しています。手順は上から順に進めてください。

  1. 拡張機能を追加したブラウザを起動する

    追加したときと同じブラウザを開きます。複数のブラウザを併用している場合は、この時点で取り違えが起きやすいため、まず確認します。

  2. プロファイルが同じかどうかを確認する

    ブラウザ右上の利用者アイコンから、現在のプロファイルを確認します。仕事用と個人用を分けている場合、拡張機能は追加した側にだけ表示されます。

  3. 拡張機能の一覧を開く

    ツールバーにあるパズルの形のボタンを押すと、追加済みの拡張機能が一覧で表示されます。アイコンが見当たらない場合は、この一覧の中にあります。

  4. 一覧から選び、固定表示にする

    一覧の中から目的の項目を選びます。項目の横にあるピンの印を押しておくと、次回からツールバーに常に表示され、探す手間がなくなります。

  5. パスワードを入力する

    解除の画面が開いたら、パスワード欄に入力します。大文字と小文字は区別されます。日本語入力が有効になっていないか、キーボードの配列が普段と違っていないかもあわせて確認します。

  6. 解除のボタンを押し、表示を確認する

    入力後、画面の解除ボタンを押します。画面が切り替わらない場合は、いったんタブを閉じてから同じ手順をやり直し、それでも変わらなければブラウザを再起動します。

スマートフォンのアプリで開く手順

スマートフォンでは、ブラウザの拡張機能ではなくアプリとして起動します。

  1. ホーム画面からアプリを開く

    端末のホーム画面またはアプリ一覧から起動します。名称の似たアプリが並んでいる場合は、導入時に確認した提供元の表記と一致しているかを見ます。

  2. 解除の画面でパスワードを入力する

    起動後に解除の画面が表示されます。パソコンで使っているものと同じとは限らず、その端末で設定したパスワードを入力します。

  3. 生体認証を設定している場合は画面の案内に従う

    指紋や顔による解除を有効にしている場合は、端末側の認証画面が表示されます。認証に失敗した場合でも、パスワードによる解除に切り替えられます。

  4. 反応しないときはアプリを終了して開き直す

    画面が進まない場合は、いったんアプリを終了してから再度開きます。バックグラウンドに残ったままだと、古い画面が表示され続けることがあります。

  5. それでも変わらないときは端末を再起動する

    再起動後も同じ場合は、アプリの更新が保留になっていないかを確認します。更新の途中で止まっていると、起動画面から進まないことがあります。

開けないときの確認順序

症状ごとに、確認する順序を整理しました。上から順に試すと、原因の切り分けが早くなります。

症状別の確認順序
症状考えられること確認する順序
アイコンが見当たらないツールバーに固定されていない拡張機能の一覧を開く → 固定表示にする
パスワードが通らない入力方式や配列の違い、前後の空白別の入力欄で文字を目視確認 → 入力方式を切り替える → 再入力する
画面が白いまま進まない読み込みの一時的な失敗タブを開き直す → ブラウザを再起動する
以前の状態が見当たらない別のブラウザまたはプロファイルで開いているブラウザを確認 → プロファイルを切り替える
更新後に表示が変わった提供元による画面の変更更新内容の案内を確認 → 提供元の公開情報を確認する

扱ううえでの注意

解除の手順そのものより、その周辺の扱いで問題が起きることがあります。次の4点は、操作に慣れたあとも続けて確認してください。

  • 導入経路を固定する:再導入や別の端末への追加を行うときは、提供元が公開している配布経路を毎回たどります。以前保存したリンクをそのまま使わないほうが確実です。
  • 画面共有中に入力しない:会議や遠隔支援で画面を共有している間は、入力内容が記録される可能性があります。共有を停止してから操作します。
  • 端末とブラウザを更新しておく:基本ソフトとブラウザを最新の状態に保つことで、解除の画面が正しく表示されない不具合を避けやすくなります。
  • 提供元の情報を確認する:ソフトウェアの仕様、更新内容、問い合わせ窓口については、提供元の公式サイト(外部サイト)で公開されている情報をご確認ください。

用語の整理

この記事に出てきた言葉を、短い説明にまとめました。画面の表記が英語であっても、対応する考え方は同じです。

ブラウザ拡張機能
ウェブブラウザに機能を追加する小さなソフトウェア。追加したブラウザの中にだけ存在します。
プロファイル
ブラウザ内で設定や拡張機能を分けて保持する単位。切り替えると表示される拡張機能も変わります。
ロック解除
端末に保存されている状態を、パスワードなどで使える状態に戻す操作。
生体認証
指紋や顔などの身体的特徴を用いた本人確認。端末側の機能として提供されます。
自動ロック
一定時間操作がないと、自動的に解除前の状態へ戻る仕組み。
復元用の情報
設定を元に戻すために使われる情報。第三者に渡してはならないものです。

まとめ

メタマスクの「ログイン」は、端末の中で完結する解除の操作です。この前提を押さえておくと、開けないときに確認すべき場所が、ブラウザ、プロファイル、入力内容、再起動という順序で整理できます。

手順どおりに進めても表示が変わらない場合は、無理に別の方法を試さず、提供元が公開している最新の案内を確認してください。

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